活動報告

文化教育

青少年健全育成 視察研修

掲 載 日:2023-09-29

文化教育部会 青少年育成委員会
概  要: 青少年の健全育成への理解を深めるため、視察研修として「有明高原寮」(安曇野市)を訪問しました。
詳  細: コロナ禍で実施できなかった青少年の健全育成に係る視察研修を、4年ぶりに実施しました。
「有明高原寮」における教育活動の理解と、改善更生、社会復帰の状況を参観することが目的です。

・実施日  令和5年9月21日(木)
・訪問時間 13時30分~15時00分
・同行者  12名
      古里支所長、古里公民館長、民生児童委員協議会長
      文化教育部会及び青少年育成委員、事務局員

・有明高原寮は、
○北アルプス山麓に位置するフェンスも格子もない開放的な少年院です。
○比較的短期間で更生改善が可能な少年を対象とする短期間処遇施設です。
○過去には、青少年健全育成県民大会で「有明高原寮の少年、保護観察中の少年との交流」とのタイトルで事例発表があった施設です。

有明高原寮の職員の方から、”少年院のしおり”を見ながら少年院に関する説明を受けました。また、現状の犯罪者の数の実状について説明がありました。
少年犯罪は、全般に減っているとのことですが、薬物などを使用する犯罪は広がりを見せていて、低年齢化も進んでいることに危惧しているとのことでした。
記  事: 有明高原寮の施設内の見学させていただき、改めて開放的な少年院であることを実感しました。近隣の皆さんと在院者の間では、多くの交流があるため地域に溶け込んで生活しているようでした。また、矯正教育や社会復帰に努力していることがよく認識できました。
同施設は、多数の教室や体育館があり、耕作する畑、園芸の庭やプールもあり、恵まれた環境であることが分かりました。

私達の訪問が、寮生の皆さんの更生や復帰に向けて努力していることに対して少しでも力添えとなることを願っています。

有明高原寮

後ろは鐘の鳴る丘に使われた建物

鐘の鳴る丘の説明

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